第2ふるさと・B型就労支援

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くわしく知りたい!
「第2ふるさと」と「 B型就労支援」について

さまざまな経験を通してやりたいことを見つけられる通所施設「第2ふるさと」についてご紹介いたします。あわせて、障がいや難病のある方が年齢や体力などを気にせず工賃をもらいながら働ける「B型就労支援」についても詳しくご紹介いたしますので、具体的な内容をチェックしてみてください!

「第2ふるさと」ってどんなところ?

メインサポート内容:生活介護
定員数:20名
利用者層:年齢18歳以上で障がい程度区分3~6(50歳以上の方は区分2以上)
区分:知的障がい・身体障がい・精神障がい・発達障がい・重複障がい
「第2ふるさと」ってこんなところ!

通所にてご利用いただける施設です。さまざまな経験を通してやりたいことを一緒に探すことからはじめ、各自の自主性を尊重しながら楽しんで取り組めるものを見つけます。

各種サポートの内容

内職作業

内職作業

内職作業

生活介護では利用者さんと一緒に、海苔の養殖で使う袋を作る内職作業を行っています。仕事として行うというよりは、生活の中にメリハリを持つこと、社会参加の意識・喜びを感じてもらうことを目的として行っています。収益で利用者さんたちに誕生日や季節ごとのプレゼンをしたり、みんなで行うお楽しみイベントの費用として利用する形で還元をしています。
B型に関しては、生活介護とは別の作業を複数行っています。そちらは仕事として各々の利用者さんたちが作業に取り組んでいます。こちらではお給料として月に1度工賃をお支払いしています。

日帰りレクリエーション・一泊旅行

日帰りレクリエーション・一泊旅行

日帰りレクリエーション・一泊旅行

現在はコロナの影響でなかなか実施できておりませんが、日帰りの外出イベントや、年に1度1泊のバス旅行を行っていました。温泉や食事・ショッピングモールやアミューズメントパークに出かけたり、工場見学などに出かけたりなど、施設外に出て様々な経験をすることが目的です。個人差はありますが、障がいがあるがゆえに様々な経験不足がある方もいらっしゃるため、新たな刺激を受けることでより個々人の人生が豊かなものになればと思いもあります。

ご家族の方への勉強会

ご家族の方への勉強会

ご家族の方への勉強会

主に成年後見制度に関しての勉強会行っております。障がいを持った方々の意思決定のフォローをしてくれるのが後見人です。どのご家庭でも、ご両親ともに、「自分たちがいなくなってしまったら子供はどうやって生きていくのだろう、誰がサポートしてくれるのだろう」など、ご不安やご心配を抱えていらっしゃるご家庭が多いです。そういうことを学びたいけど、誰に聞けばよいのかわからないといった声も多くありました。そうした漠然とした不安を少しでも和らげるため、子供さんたちをサポートしてくれる制度についての勉強会を定期的に開催しています。

B型就労支援について

B型就労支援とは?

B型就労支援とは?

B型就労支援とは?

B型就労支援は、障がい者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつです。
障がいや難病のある方のうち年齢や体力などを理由に企業などと雇用関係を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができるもの。事業所と雇用関係は結びません。そのため、「賃金」ではなく、生産物に対する成果報酬としての「工賃」が支払われます。

B型就労支援はどんな人が対象?

身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいや難病のある方で、以下のいずれかの条件を満たす方が利用対象となります。

  • 就労経験はあるが、年齢や体力を理由に企業などでの就労が困難となった方
  • 50歳に達している方
  • 障がい基礎年金1級を受給している方
  • 就労移行支援事業者などによるアセスメント(事前評価)で、就労面の課題が把握されている方

特別支援学校などを卒業したあと就労経験なく利用することはできません。いったん就労経験を経るか、就労移行支援事業所を利用し働くことに関する課題などのアセスメントを受ける必要があります。

自治体によっては、障がい者手帳がなくても医師の診断や定期的な通院があれば利用が可能な場合があります。

B型就労支援の作業内容って?

伍福会では以下のような作業に従事しています。

  • みかん・デコポンの皮むき・仕分け作業
  • ゴムのバリ取り・部分加工作業
  • ろうそくの軽量・仕分け・箱詰め作業・オリジナルろうそく作り
B型就労支援のメリットは?

主なメリットは以下の3つです。

  • 障がいや体調に合わせて自分のペースで働ける
  • 工賃をもらいながら働ける
  • 年齢制限がない

比較的簡単な作業を短時間から行うことが可能なため、無理なく働くことができます。「1日1時間」や「週1日」の利用が可能な事業所もあり、作業分には対価として工賃を受け取れますので、短時間から自分の能力を生かすことができます。

また、再び雇用型勤務に移行する前段階として、リハビリを兼ねてB型事業所で就労に慣れるといった利用のしかたも可能です。ブランクの長さを理由に踏み出せずにいる方でも、年齢を気にせず利用できるのは大きな魅力といえるでしょう。

工賃や利用料はどれくらい?

工賃の支給方法は2パターン。定められた金額(例:1日〇〇円)×通所回数で計算されるものと、作業で生産された製品などの出来高に応じて支払われるものとがあります。

注意したいのは、雇用契約ではないため法定で定められた最低賃金額の対象外である点。 B型事業所の工賃は最低賃金を下回ることが多いのが実情です。ただ、近年は各都道府県によって工賃アップの取り組みが進められており、月額工賃の上昇傾向がみられます。

B型事業所の利用料は、通所回数と世帯(本人と配偶者)の収入状況によって変わります。
通所回数が多いほど利用料も高くなりますが、世帯収入によって月額の負担上限が設けられていることから、低料金で利用している方も少なくありません。

以下が収入別自己負担月額の上限です。

  • 生活保護受給世帯…0円
  • 市町村民税非課税世帯…0円
  • 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除く…9,300円
  • 上記以外…37,200円

「第二ふるさと」の一日のスケジュール-

※生活介護の利用者様の場合
8:00〜 迎え
9:30 朝の会・健康チェック(検温等)・あいさつ練習
9:50 運動・ストレッチ・マッサージ等
10:10 各種作業
11:00 休み時間
11:10 各種作業
11:55 昼食
12:25 昼休み
13:00 各種作業
14:00 休み時間
14:40 帰りの準備・帰りの会
15:00~16:00 送り

 

※B型就労支援の利用者様の場合
9:00~ 朝礼
9:15~9:55 作業
9:55~10:00 休けい
10:00~10:50 作業
10:50~11:00 休けい
11:00~12:00 作業
12:00~13:00 昼食・昼休み
13:00~13:50 作業
13:50~14:00 休けい
14:00~14:40 作業
14:40~15:00 片づけ・掃除
15:10 終礼・帰宅

-実際の利用者様やそのご家族の声-

  • 第2ふるさとでいろいろな経験をさせて頂いていて本当にありがたいです。何もできないと思っていましたが結構頑張っているようで連絡ノートを見るのが楽しみです。
  • のびのびとした環境の中で、ひとりひとりのメンバーさんとしっかりと向き合っていただいていて、うれしく思っています。
  • 毎日良く気にかけてもらい明るい様子です。皆さんに感謝です。
  • いつも明るい雰囲気で気持ちよく通所できています。色々な体験ができて助かります。
  • 毎日お疲れ様です。日々細やかに子供たちの体調や様子を注意深く見守っていただきありがとうございます。また年間を通して様々なイベントを企画してもらいそれを楽しみに頑張れている事も多いと思います。これからもよろしくお願いします。